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コラム第3回「決断が出来ないのは、逃げ場がないから。」

”背水の陣”という言葉があります。

語源は中国の史記の中の故事で、漢の名将韓信(かんしん)は、あえて川を背に陣を敷き、兵士達が退けば溺れる他ない捨て身の態勢にし、結果として 漢軍は決死の覚悟で戦い、見事勝利をおさめたという話しです。

一理も二理もある話しです。
火事場の馬鹿力という言葉もありますが、本当に追い詰められた時の人間の力はものすごいものがあります。

が、しかしです。
人間は追い詰められているからこそ、逆に動けない、決断出来ないということも多々あるのではないでしょうか?

今の職場を首になったらどうしようと不安で不安でどうしようもなくなっているお客様がおりました。

ミスをしたらどうしよう、上司に嫌われたらどうしよう、同僚との人間関係がう まくいかない、首になったら私は生きていけない、でも仕事をしていく のが辛くてしょうがない、でも、もちろんやめることなんて出来ない、私はこれまで何回も職場をかわっている、どこでもうまくいかないんだから、こ こをやめても同じことの繰り返し。

この時私が提案したのは、「いざとなったら生活保護受ければいいので はないでしょうか?実際そういうお客様たくさんいますよ?」

最初、その方は「え〜!生活保護!?そんなの簡単にとれるわけないじゃない?」という感じでした。

しかし話しをしていくうちに、「そっか。いざとなったらその手があるんだ。今までの私には全くない発想でした。なら、もう首になっ てもいいくらいの気持ちで頑張ってみます。」と、多少は心が軽くなったようでした。

実際に生活保護を受ける受けないはともかくとして、いざとなった時のセーフティネットがあると思えるかどうかがポイントです。

ひどい彼氏に精神的にも肉体的にも、時には経済的にも虐待・搾取を受け続けているのに、どうしても彼と別れらないという女性がいます。

こういう方の場合、別れらない大きな理由の一つに、「今の彼氏に捨てられたら、私のことを愛してくれる人なんているわけがない。」と思い込んでし まっている(またはその彼氏に思い込まされてしまっている)ことがあげられます。

しかし、彼でなくてもあなたのことを愛してくれる人はいる、つまり他に逃げ場はあるんだということが、少しでも納得できれば、彼と別れるという決断はずっとしやすくなるようです。

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