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コラム第2回「わがままの理由」

次のような電話相談がきました。あなたはどのように感じますか?そしてどのような返答を返すでしょう?

「先日あるすごく評判のいいマッサージ屋予約してたんですよー。電話で話した感じもすごく優しくてよさそうな方でした。」

「でも用事が出来てドタキャンしちゃって・・・。ええ、無断キャンセルですね。仕方ないや、まあいっかとか思っちゃって。」

「で、あとでもう一回電話して謝って。もう一回予約いれてもらったんですよ〜」

「だけど、また用事が出来ちゃって、またキャンセルしちゃったんですよ。はい、電話はいれなかったです。その時も、やっぱりまあいっかとか思っちゃって。」

「そして、あとでもう一回電話したんだけど、「正直あなたにはとても迷惑をこうむりました。もう二度と電話をかけてこないでください。」といわれました〜 (泣)。でも、そこすごく評判いいんですよ〜。なんとか謝ってもう一回予約入れてもらう方法ってないですか〜。」

さて、どう思いましたか?

まあ、ほとんどの方は、「ばかじゃないの?この子?」とか思うんじゃないでしょうか? 少なくとも私はそうでした。

「あなた社会人経験ありますか?」「さすがにそれはわがまますぎると思うのですが。あなたいつもそんな感じなんですか?」「さすがにもう一回予約 は無理ですよね。ちょっと諦めるしかないと思いますが。」

ただ、この返答では素人と同じ。

彼女も「やっぱり、そうですよね・・・。私が悪いのはわかってるんで
す・・・。」としおらしいこと言いながらも不満そうなのはありあり。

プロとしてもう一段踏み込んだ仕事がしたいところです。

ちょっとこちらも冷静になって考えてみました。そこで、投げかけた質問が次の質問です。

「あなたもしかしてこういう優しい人、例えば今までの彼氏とか「この人信用できる!」と感じた人に限って、むしろ今回のような裏切る態度や言動、 むちゃなわがままを言ってしまう傾向ありませんか?」

ビンゴでした。

一方で、彼女は自分に対して支配的な人間、例えば彼女の母親とか、自分に対して暴力をふるうような男に対して、従順すぎるほど従順なのです。

ちなみに二回目の方のキャンセルは、よくよく事情を聞くと、すでに予約を入れていたにも関わらず、母親が勧めてきたお店を断れずそちらに行ってし まい、自分が本当に行きたかったお店に行く時間がなくなってしまったのです。

彼女の家庭環境を聞くと、とても支配的な両親に育てられており、ずっと我慢を強いられてきたようでした。

その心の傷が、優しそうな人・信用できそうな人に出会うと、開放されてしまい、全く正反対の対応をしてしまうのです。

「それはあなたの心の傷が癒されるために、癒してくれそうな人に出会うと、あなたのそういう面がでてきてしまうんですよ。」

しかし、残念ながら、わがままを言われた相手にはこちらのそんな事情なんてわかるわけはありません。

ですので、その対応をしていると、彼女の周りには、ちゃんとした人はいなくなり、むしろ彼女を傷つけるような人ばかりを引き寄せることになってし まいます。

話しを聞いていくと、まさに彼女の現状はそんな感じでした。

彼女は、自分を傷つける人に限って、痛ましいほど従順なのです。そこを指摘したところ、彼女は深く納得したようでした。

このからくりがわかったところで、すぐに彼女は変われるわけではありませんが、変わっていく一つのきっかけにはなるかと思います。

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